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小林よしのり
2021.1.24 08:17日々の出来事

ちぇぶラージオは楽しかった

昨夜、「ちぇぶラージオ」を聴いてみたが、なかなか
面白かった。
拙いこと言ってるなあという箇所もあったが、一般読者
がどこに反応するのかがよく分かって、しかもそこに
寄せられる反論も興味深かった。
なにより、ちぇぶのずっと笑っているような明るさが、
聴いてて楽しい。

注意して欲しいのは、「進化」と「成長」は一緒にしちゃ
いけないってこと。
ウイルスが人の成長に役立つということではなく、
利点があるとすれば、暴露し、感染すれば、免疫が
鍛えられるということだろう。

進化は何千年、何億年単位で起こることで、ウイルスが
水平方向に侵入する遺伝子であり、共生した遺伝子が
人間(生物)にどんな進化をもたらすかはわからない。
『コロナ論2』最終章で描いたカットは、数億年先の進化
をSF的に描いたものだ。

人の成長はヒューマニズムの話だが、ウイルスは人間
中心主義を受け付けない。

感染対策をとらなかった場合の死者数を出せというのは
無理筋のインネンだが、ヒントはある。
幼児は感染対策してないし、スウェーデンは非常に貴重
な実験をやってくれたので、感謝している。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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